日本文化藝術財団では、これまで育英事業「日本文化藝術奨学金」を通じて、88名の学生を支援して参りました。その多くは、卒業・修了後、社会に出てそれぞれの分野で活躍を始めています。
2018年度は財団設立25周年を記念し、下記要領で助成事業を実施。これまでの奨学生が更なる飛躍を遂げる一助となることを目指します。
対象者:
これまでに当財団の育英事業「日本文化藝術奨学金」の給付をうけた者
対象分野:
演劇・舞踊・美術・映像・伝統芸能・複合(分野を特定できない芸術活動)
対象となる活動内容:
対象者の活動発表を含み、公開をともなう芸術活動
助成対象期間:
2019年3 月 31 日までに実施される活動
助成金額:
総額300万円
また、25周年記念助成のロゴマークも特別にデザインされました。この羽ばたく蝶々のロゴマークが、当財団の助成企画であることの目印になります。
<ロゴ・コンセプト>
羽化をする蝶は美しさや変化の象徴。
吉祥文様として使われるモチーフでもあります。
日本文化藝術財団のロゴマークの花のイメージも残しつつ、助成25 年の記念にふさわしいシンボルとして選びました。
リボンのように見えるその形は、これまで結んできた縁。
軽やかな蝶は、花(日本文化藝術財団)から人(学生)へと繋ぐ架け橋であり、広い世界へ飛び出した奨学生の姿でもあります。(デザイナー:阿部由希)
募集期間:
2018年5月1日(火)〜5月20日(日)
応募総数:
16名
選考および決定:
25周年記念助成選考委員会で候補者を選出、理事会で審議し、受給者8名を決定した。
選考委員:
杉浦 幸子〔武蔵野美術大学 教授〕
成田 宏紀〔(社)国際芸術文化振興会 理事兼事務局長〕
野口 和男〔(株)麗人社 代表取締役社長〕
原 高史〔現代美術家/東北芸術工科大学 教授〕
ヤノベケンジ〔現代美術家/京都造形芸術大学 教授〕
最終的に選ばれた8名は以下の通りです。
野原 邦彦 | 【 | 現代アーティスト | / | 第11回日本文化藝術奨学金受給 (2006年度) | 】 |
奥村 雄樹 | 【 | アーティスト | / | 第14回日本文化藝術奨学金受給 (2009年度) | 】 |
榊 貴美 | 【 | 現代美術家 | / | 第14回日本文化藝術奨学金受給 (2009年度) | 】 |
菅 亮平 | 【 | 美術作家 | / | 第16回日本文化藝術奨学金受給 (2011年度) | 】 |
黒田 大祐 | 【 | 美術家 | / | 第16回日本文化藝術奨学金受給 (2011年度) | 】 |
笹川 治子 | 【 | アーティスト | / | 第19回日本文化藝術奨学金受給 (2014年度) | 】 |
田中 望 | 【 | 画家 | / | 第19回日本文化藝術奨学金受給 (2014年度) | 】 |
永井 天陽 | 【 | 彫刻家 | / | 第19回日本文化藝術奨学金受給 (2014年度) | 】 |
助成対象となる企画の詳細は、リンク先の各助成対象者紹介ページをご参照ください。