2014年01月12日

茶論「四季おりおり」開催報告

「好色一代男」~世之介の心を香りに聞く~
証歌は、、、
けした所が恋のはじまり
櫻もちるに嘆き
月はかぎりありて入佐山
ゲストに上方舞吉村流の吉村ゆらさん、生田流筝曲の平野裕子さんをお迎えし、
初春にふさわしい華やかな雰囲気につつまれました。
お二人による実演は地唄「門松」と「鶴の声」。
心地よい三味線の音と声、目の前の凛とした舞姿に酔いしれました。
 

今回は香手前も吉村ゆらさんにお願いしました。
金の地敷（道具を並べる敷き紙）から反射するやわらなか金色の光で照らされ、美しい所作もあいまって、幻想的なお手前でした。
これまで香を聞き、感想を語り合うことを楽しんできた茶論での香の会ですが、今回は最終回ということで組香に挑戦。
すこしゲーム感覚も加わり、和やかに「遊び」を楽しみました。

※茶論「四季おりおり」は平成25年度、文化藝術の会会員限定（一部をのぞく）企画です。

 facebookページにアルバムをUPしています。
ゆらさんの素敵な舞姿をぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/jparts.fdn