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イベント情報

2018年08月01日

【奨学生情報】木村桃子さんの展示のご案内

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日本文化藝術奨学金奨学生、木村桃子さん展示情報

でんちゅうストラット グッドバイブレーション
2018年8月1日(水)~9月9日(日)
10:00~16:00 ※火曜日休館
(8/25のみナイトミュージアムにより20:00まで開館)
会場:小平市平櫛田中彫刻美術館
〒187-0045 東京都小平市学園西1-7-5
https://www.facebook.com/events/280565692693121/

出展作家名:
三沢厚彦 / Atsuhiko MISAWA
棚田康司 / Koji TANADA
冨井大裕 / Motohiro TOMII
西尾康之 / Yasuyuki NISHIO
椋本真理子 / Mariko MUKUMOTO
石川夏帆 / Kaho ISHIKAWA
稲垣慎 / Shin INAGAKI
木村桃子 / Momoko KIMURA
熊谷明雄 / Akio KUMAGAI
栗田大地 / Daichi KURITA
國保彩夏 / Ayaka KOKUBO
長谷川葉平 / Yohei HASEGAWA
畑川里沙 / Risa HATAKAWA
吉野俊太郎 / Shuntaro YOSHINO

平櫛田中彫刻美術館。15年前、この美術館を初めて訪れた。そこには笠木を纏った、大きな樟の丸太が玄関の庭先に鎮座していた。そのあまりの大きさに驚いた記憶がある。聞くところによると、平櫛田中、百歳の年に、その先二十年から三十年分の材料としてストックされたものだった。田中さんは百七歳で天寿を全うされるのではあるが、今、改めて、この大丸太を眺めていると、「後は君たちに、この大きな丸太を委ねた。」と、田中さんのメッセージが聴こえるような気がする。そう、この大きな丸太は平櫛田中の精神を象徴しているのである。実際に、この丸太を使うことは出来ないが、その委ねられた領域を、私たちが回答し発信していくべきなのであろう、と感じた。そして、その精神のかたちとは如何なるものなのか、。
今回、二回目となるでんちゅうストラットは、今もなお田中記念館の随所に息づく、でんちゅうスピリットのグッド・バイブレーションを、現代作家14名により感受し、サイトスペシフィックな表現を試みようと思う。
2018年7月 三沢厚彦

関連イベント:
ギャラリートーク
2018年9月9日(日) 13:00-15:00
本展出品作家によるギャラリートークとゲストを招いたシンポジウムを開催します。(三沢厚彦、冨井大裕ほか本展出品作家と、美術館学芸員が登壇)

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