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菅 亮平(カン リョウヘイ)

1983年05月17日愛媛県生まれ美術作家

博士(美術)。2016年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。武蔵野美術大学在籍中の2008年に発表活動を開始し、2013年以降は美術館やギャラリーに特有の展示スペースである「ホワイトキューブ」を題材とした写真作品や映像作品を発表する。近年の代表作に、空っぽの展示室がどこまでも続いていく仮想の美術館の中をさまよい歩く3DCG映像作品《Endless White Cube》がある。主な個展に「White Cube」(トーキョーワンダーサイト本郷、2013年)、「In the Walls」(資生堂ギャラリー、2017年)がある。主な受賞歴に「シェル美術賞2012 島敦彦審査員賞(2012年)」、「野村美術賞(2015年)」、「第一回枕崎国際芸術賞展 大賞(2016年)」があり、2013年に「ドイツ学術交流会奨学金(DAAD)」に選出されて以降はミュンヘンと東京を拠点に活動する。

【第16回日本文化藝術奨学金受給 (2011年度)】

25周年記念助成対象企画概要

  • ◆Yamamoto Keiko Rochaixにおける初個展 <2019/3/21-5/17/Yamamoto Keiko Rochaix (英国ロンドン)>

英国ロンドン東部にある新進の現代アートギャラリー「ヤマモト・ケイコ・ロシェックス」における同地初個展。同ギャラリーのオーナー山本敬子氏は、「光」「空間」「現実あるいは文化および社会的なアイデンティティの曖昧さ」といったテーマに沿って英国内外の若手から中堅作家の作品を扱っており、「空虚(Void)」をテーマに「ホワイトキューブ」を題材とした《White Cube》シリーズを発表する菅氏を高く評価し、本展が企画された。会期中に同地の美術関係者を招いたトークイベントが予定される他、ギャリーツアー企画なども行われる。

選評

作品展示のために意図的に生み出された「ホワイトキューブ」空間をモデルで再現し、撮影した写真作品を、さらにホワイトキューブ空間に展示するという《White Cube》シリーズなどを通し、「空虚(void)」というテーマを探求し、実績を積んできた菅氏が、そのシリーズをイギリス・ロンドンの新進のギャラリーで海外初個展として展示し、異なる背景を持った見手の反応を問うという積極的な姿勢と意思、実現性の高さを評価した。また、展示だけでなく、見手と直接出会う場の創出、イギリスを代表する現代アートギャラリーであるホワイトチャペルギャラリーとの連携といった、積極的な外界との接点の創出から生まれる未知の成果にも期待したい。(杉浦 幸子)

活動結果報告

助成対象企画終了後に公開します。

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