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トップページ25周年記念助成野原 邦彦

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野原 邦彦(ノハラ クニヒコ)

1982年02月13日北海道出身現代アーティスト

2006年度広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了。 広島市立大学芸術資料館より、プリラジュネス賞受賞。2004年度では、作品買い上げ。楠や欅などを用いて、自身の身の周りの何気ない瞬間や心地の良い時間を反映した作品を制作。木彫作品をメインとしながら、ブロンズ、エディション作品も手がける。また、近年平面作品の展開力は目覚ましく、立体表現のプロセスを平面に落とし込み、木の断片を使用したミクストメディアや、キャンバスに描いたりなど一目おかれる。木彫は従来の具象彫刻に捉われず意表を突く造形や、抽象的な表現として作品に施す鮮やかな色彩感覚が、独創的である。国内外のギャラリーでの企画展や、アートフェアに多数出品するなど、注目を集めている。2017年に、上野の森美術館での個展「ステキな時間 Have a good time!」を開催。翌2018年のアートフェア東京では、最大ブースで個展として発表。

【第11回日本文化藝術奨学金受給 (2006年度)】

25周年記念助成対象企画概要

  • ◆銀座 蔦屋書店における個展<2018/12/5-12/25/銀座 蔦屋書店(中央区銀座)>
  • ◆gallery UGにおける個展<2019/2/9-2/16/gallery UG(千代田区東神田)>

銀座 蔦屋書店(GINZA SIX内)からの提案による個展。上野の森美術館で個展として展示した”ステキな時間”(2017/12-24-2018/1/2)に次ぐ連作を発表しつつ、来場者が作品に”関与”できることを目指し、公開制作やクリスマスに因んだテーマで来場者との共同制作を試みる。また、銀座 蔦屋書店での展示の後に控えるgallery UGでの個展では、銀座 蔦屋書店で生まれた来場者が”関与”した作品を展示し、来場者と作家のステキな時間の交差を見ていただく予定。

選評

100年余り前マルセル・デュシャンが便器を美術館に持ち込んでから現代美術は思考ゲームに侵されすぎた感がある。野原作品にはそんな腕組みしながら眉を顰める美術鑑賞を軽やかに笑い飛ばしてしまう爽快感がある。そのユーモラスな造形感性には見るもの全てを幸福にしてしまう圧倒的な力を感じる。ただ単にポピュリズムに傾倒するのではなく、かつて生命を宿していた植物に仏師が鑿一本で刻みを入れながら魂を入れこむ荘厳な精神もそこにある。今回企画の書店内での展示を書物も木彫作品も植物由来と位置づけ、そこを「森」と見立てる視点も面白い。体験型ワークショップ等、毎回新しいチャレンジを続ける姿勢も良い。(ヤノベ ケンジ)

活動結果報告

助成対象企画終了後に公開します。

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